フージョンの一歩手前?〜新主流派(ニューメインストリーム)ジャズ〜
コロナ禍で自宅で過ごす時間が多くなりがちですが、皆様どうお過ごしでしょうか
私は大学4年生で、授業やゼミがリモートになる中、就活や大学院進学など
進路に思い悩み(汗)訳あって現在実家に帰省しております。
実家は名古屋市にあるのですが、家の裏に大きな竹やぶがあり、夜は虫の音が心地よく響いて
います。最近は夜の暑さも抜け、網戸で寝たりもしています。
さあ、今回紹介するのは新主流派(ニューメインストリーム)ジャズです!
新主流派はどのあたりに位置するのか?
ジャズの歴史は大きく古い順から
スウィングジャズ
モードジャズ
フージョン
Hiphop<ーイマココ
という認識です。
(まだまだジャズに明るくない新米です。間違っていたらぜひ教えてくださると嬉しいです😅
そこで新主流派はどこに入るのかというと
スウィングジャズ
モードジャズ
<<新主流派>>ここら辺?
フージョン
Hiphop<ーイマココ
フュージョンよりも前、モードジャズと同じかそれより後のイメージですね。
代表的なプレーヤー
ジョーヘンダーソン
以前もこのブログで曲を一つほど紹介しましたが
heiyou2122123255.hatenablog.com
ハードボイルドな見た目が印象的なテナーサックス 奏者です。
彼は楽器を教えてもらった先生からスタンゲッツ、チャーリーパーカーなどのテナーサックス 奏者の演奏をコピーするように勧められたそうで、僕自身は技巧派なアドリブであるところが彼らから受け継いだ部分かなと思います。
初めて彼の演奏を聞いた時、噛めば噛むほど味わい深いサックスの音色、猛々しくも複雑でかっこいいアドリブにとても感動しました。(自身がサックスを演奏したくなったきっかけの人物です)
作曲の才能も高く、Recorda MeやInner Urgeなど黒本に掲載されるレベルの名曲やその他にも斬新でかっこいい曲を沢山作曲しているのでそういったところも魅力の一つです。
また、実は彼は名曲と呼ばれているレコーディングの多くに密かにサイドマンとして出演している人物としても知られています。サイドマンとはリーダーではないがCDのレコーディングに参加する人のことです。
例えばファンキージャズの王として知られるピアニストホレスシルヴァーの名盤Song For My Fatherではカッコイイアドリブを披露しています。
このアルバムが大ヒットしたおかげで、BlueNoteという当時はまだそれほど大きくなかったレコードレーベルの財政難を立て直すことができたそうです。
シルヴァーについてはこちらの記事でも書いておりますのでぜひご覧ください
heiyou2122123255.hatenablog.com
フレディハバード
彼は有名なジャズバンドであるジャズメッセンジャーズでその才能を見出された偉大なトランペッターの一人です。ジャズメッセンジャーについては以下の記事をご参照ください。
heiyou2122123255.hatenablog.com
彼も有名な曲をいくつも作っており代表的な曲としてLittle Sunflowerがあります。
ボーカル入りのものもありました!舌触りの良い音色のトランペットやそのアドリブに呼応してリズムやピアノ伴奏が演奏しているところがかっこいいです!
他にも多くのプレイヤーについてまだまだ書きたいことはありますが
マッコイタイナー、ウッディショー、ハービーハンコック
ボビーハッチャーソン、など
今回はこのくらいにして有名な曲に入りたいと思います。
有名な曲
Red Cray(フレディハバード
Intrepid Fox(フレディハバード
Passion Dance(マッコイタイナー
Afrocentric(ジョーヘンダーソン
Beatrice(サムリバース
最後まで見ていただきありがとうございました!