ジャズミュージシャンの名言〜"Learn to deal with the valleys and the hills will take care of themselves."〜
こんにちは
今回の記事ではジャズミュージシャンの名言についての解説を交えながらご紹介できたらいいなと思います。
(日本語のある記事では明らかにコピペで信頼性に乏しい内容のものも多くあり💦そこで、英語の記事などを参照しある程度、裏のとれた内容をお届けしたいと考えております)
カウント・ベイシー(1904-1984)
本名をウィリアム・カウント・ベイシー
アメリカ合衆国のニュージャージー州出身の、ジャズピアニスト、バンドリーダーである。デューク・エリントン、グレン・ミラー、ベニー・グッドマンと並び、ビッグバンド時代の代表的な演奏者として知られる。
"Learn to deal with the valleys and the hills will take care of themselves."
”(人生における)落ち込む時をなんとかできれば、成長は自然と訪れる”
谷を負の側面、丘を正の側面と対比させて翻訳してみました。
人生において、人は成功や収入といった何か目に見える成果を目標にしがちですが、長期的に見れば、自分の良くないところを改善したり、落ち込んでいる状態を減らすように注力すれば、気がついたら良い人生になっている。といったところでしょうか。
ちなみに彼のミドルネームの”カウント”とは”伯爵”の意味だそうです。
デューク・エリントンと似ていますね。ちなみに彼が”Duke”という名の理由については
こちらの記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。
heiyou2122123255.hatenablog.com
チャーリー・パーカー・Jr(1922-1955)
バード、ヤードバードの名で知られるCharles "Charlie"・Parker・Jr
彼はサクソフォニスト兼作曲家であり、またジャズミュージシャンとしてだけではなく
あらゆる分野に通じた知識人としても知られています。
また、彼はビバップ黎明期における最も重要な人物の一人であり、非常に影響力のあるソロイストです。
"Don't play the saxophone. Let it play you."
"お前がサックスを吹こうとするな、サックスがお前を響かせるんだ"
サックスを始めて1年目の頃、”よく響かせるように体全体を使って演奏するんだ!”
とジャズマンの方に教えて頂いたことをふと思い出しました。
デューク・エリントン(1899-1984)
エドワード・ケネディ・"Duke"・ エリントン
彼については上の記事を参照いただけると幸いです。
有名な曲として”A列車で行こう”などがあります。
"There are two kinds of worries - those you can do something about and those you can't.Don't spend any time on the latter."
”心配ごとには2種類ある、あなた力で何かできるものと、あなたが何もできないものだ。後者に時間を割いてはいけない”
忙しい現代において、どうしても精神的に追い込んでしまう人も多いかと思います。
自分でどうしようもないものへの心配はなるべくせずに、なるようになるだろうと
割り切って今できることへ注力していきればいいですね。
今日のオススメ曲
"Ornithorogy"(鳥類学)
先ほど紹介したチャーリー・パーカーの作曲で、彼のアドリブは鳥のように自由に歌うことから彼はバードという愛称で仲間から呼ばれており、そのためこのような題名をつけたようです。
彼の偉業については以下の記事をチェック!
heiyou2122123255.hatenablog.com
卓越したビバップの美しいフレーズが随所にみられる名演です。