ただジャズマンが喋ってるだけの動画も、ジャズ好きにとっては熱いコンテンツになる説
こんにちは
最近ブログの投稿頻度が下がっていますが、実はアルバイトを始めまして、、、(言い訳)
しかも、しっかり時間は取れない割に、今の時代いろんな情報に容易にアクセスできるのでネタ自体は溜まっていくんです。(困ったことですが、汗)
そこで!
じゃあ、まだネタの状態ではあるけど、それはそれとしてブログで共有するのはどうかなと思ったのです!
早速ですが、皆さんベニーゴルゾンというジャズプレイヤーをご存知でしょうか?
メガネをかけているサックスプレイヤーが彼です!
すごいですね、リーモーガンやアートブレイキー、ボビーティモンズらとツーショット!
てことはめっちゃ昔(ビバップとかの時代)のプレイヤーじゃん!!
ほぇ〜なるほど!
ん?
アレ?(この写真綺麗すぎないか??)
一応、初期の頃のブログでのジャズメッセンジャーズの回で少しご紹介しましたが↓
heiyou2122123255.hatenablog.com
な、なんと、彼(92歳)、実はまだご存命なのです!!!(2021現在)
(ちなみに上の写真は2016年のものです。)
当然、”彼の存在そのもの”が伝説級な人物なわけですが^^;
彼の演奏前のトークの内容も興味深いのです!!
この曲は、若くして亡くなった天才トランペッター”ブラウニー”ことクリフォードブラウンに捧げた曲としてよく知られている、スタンダードにもなっている曲なのですが、この曲を作ることになった当時のことをとても鮮明に語っています。
ブラウニーとドラマーのマックスローチが同じバンドを組むまでの経緯や、ブラウニーと彼のお嫁さん、バドパウエルの弟リッチーパウエルが交通事故に遭い即死してしまうこと、などなど当時の衝撃など、こと細やかに説明しています。
(この動画を本当は、翻訳とかまとめてブログにしたかったんですが、、、笑)
そして彼の作曲した”Stablemates”の演奏前でも
この"Stablemates"ですが調べてみると、
オーナーが一緒の競走馬とか、同じ組織、バックグラウンドの仲間と言った意味があるようです。
同曲が初めてリリースされた、ベニーゴルゾンのリーダー作ではパーソネルに
ベニーゴルゾン、リーモーガン、パーシーヒース、レイブライアント、フィリージョージョーンズ
がいました。
彼らの経歴を調べると、どうやら出身や子供の頃に住んでいた土地に共通点があることがわかりました。その土地とは、フィラデルフィア。
どうやら、Stablemates=経歴、出身の同じの仲間
という意味が合っていると思います。
さて、普段Youtube でジャズを漁っている僕ですが、ジャズジャイアントたちのジャズについて語っている動画(しかも演奏前に曲に関わるエピソード!!)なかなかお目にかかることがありません(もっとも、音楽を人前で演奏する時のMCってなんか難しいですよね💦)
ガレスピーは演奏だけでなくてトークも得意なイメージがあるので、彼の動画でそう言ったものを見たことはありましたが、ジャズマンの多くは基本トークして演奏、することは少ないように思えます。
自称ジャズ研究家(?)の自分としては、非常に興味をそそられますね。
もちろん逸話には脚色や尾ひれがつくことが多いので必ずしも正しい情報か、どうかは分かりませんが、その当時の熱量?が伝わってくるので面白いです。
最後に少し話はそれますが、ベニーゴルゾンはハードバップの素晴らしいテナーサックスプレイヤーであると同時に作・編曲能力に大変長けた人物としても知られています。
あのクインシージョーンズやオリヴァーネルソンらと並んで、50、60年代を代表するジャズ編曲家であるということです。(Wiki調べ)
クインシージョーンズは、最も売れたアルバムとして知られるマイケルジャクソンの”スリラー”でプロデューサーを務めていました。また、日本の久石譲が尊敬していたことでも有名ですね。(実際、久石譲を音読みにするとクイシ、ジョウ、クインシージョーンズ、とかけていたこと、なども有名)
そうそう、その流れでクインシージョーンズの演奏をYoutubeで調べてみたんです。
これが、出てきました笑
多分、日本国民全員イントロの部分をどこかで聞いたことがあるのでは?というくらい有名!
(すごいですよね、多分テレビの番組か何かで多用される音源なのかな🤔)
元々は鬼警部アイアンサイド(英語の題名はIronside)というアメリカNBCで1967年から1975年まで8シーズンにわたって放送された刑事ドラマのテーマ曲に使われていたそうです。(wiki調べ)