A LIFE IN JAZZ|一度きりの人生を豊かに過ごす秘訣

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第七回 ジャズの名曲〜人の名前にちなんだ名曲3選〜

あけましておめでとうございます、皆様にとって良い一年になることをお祈りしております。

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さて、今回は人の名前が使われている曲の紹介です。

Bud PowellChick Corea

同曲はチック・コリアがジャズピアニストとして名高いバド・パウエルのプレイの研究としてリリースしたアルバム”Remembering Bud Powell”に収録されております。アルバムにはバドの作曲した曲と、チックコリアの作曲した曲としてズバリ”Bud Powell”があり、チックコリアはバドパウエルに対しての最大の敬意を表すために彼の名前を使った曲で彼のスタイルのエッセンスを捉えた曲を作曲したようです。

Pannnonica(Thelounius Monk)

 

パノニカ夫人という方をご存知でしょうか?彼女はロスチャイルド家の令嬢の一人で彼の兄がジャズのレコードの収集家で、その影響で彼女もまたジャズが大好きになりました。ジャズがまだ音楽の市民権を得ていない時代、 彼女はジャズマンたちに演奏の場や宿泊の場所を提供するなどジャズマン達のパトロンとして奔走したそうです。白人の女性が黒人の音楽を支援するという構図において、いくら高貴な身分の方とはいえ大変な苦労があったことに疑いの余地はないでしょう。当時そういった彼女の活躍に感銘を受けたジャズミュージシャンらは彼女の名前を使った曲を作りました。(ホレスシルヴァーのNica’s Dreamなどが特に有名) この曲はその中の有名な曲の一つです。

Isn't She Lovely(Stevie Wonder

ティービーワンダーといえば、音楽に詳しくなくとも一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?同曲は彼の娘であったアイシャの誕生を祝った曲として、邦題は”可愛いアイシャ”として知られています。