A LIFE IN JAZZ|第二章|一度きりの人生を豊かに過ごす秘訣

音楽の紹介やその雑学、読書、生活知としての哲学、など幅広く書いています。

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第三回Ja雑学〜チャーリー・パーカーのあだ名”Bird”について〜

今回はチャーリーパーカーについてお話しししていきます。

彼はビバップ創始者として有名です。一体どんな人生を歩んだ人物だったのか?

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彼はスタンダード曲を数多く残していますが、変わった名前の曲がいくつかあります。

代表的なものは”Ornithology”(鳥類学)、”Yard Bird Suit”(ヤードバード組曲)など

So whatを歌ったことでも有名なEddie Jeffersonが”Yard Bird Suit”を歌った動画がありました。

彼に関しては以下の記事でも取り上げています、よければご覧ください。 

heiyou2122123255.hatenablog.com

 

さて、 上のふたつの曲ですが両方とも、”鳥”にちなんだ題名になっています。

これは彼は仲間内から”Bird”(バード)と呼ばれていたことが理由です。

Birdの由来は諸説あります。

彼のアドリブ演奏がものすごいスピードで鳥の鳴き声のようにきこえたから、チキンが好きだったから

などなど、どうなのでしょうかね笑

 

まあとにかく、彼の偉業に敬意を表して”Bird Land”というライブハウスができたくらいですから、彼の名前はBirdで通っていたのでしょう。

 

そんな彼ですが、普段聞いていたお気に入りの曲は、なんとクラシック音楽でした!

20世紀を代表するロシアの作曲家ストラヴィンスキーの”春の祭典

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また、彼の音楽に対する”姿勢”が窺えるこんな話があります。

 

ある日パーカーは友人と居酒屋に足を運びました。

当時パーカーの人気はすごいものでしたから、知っていた周りの人たちは群がり、店は大混乱

そんなとき、パーカーはジュークボックスで音楽をかけることにしました。

一流のジャズマンは、どんなジャズの曲を選ぶのか?とみんな固唾を飲んで見守りました。

彼が選んだ曲、それはカントリーというジャンルの曲でした。ジャズではない曲を選ぶとは思ってもいなかった聴衆たちは大変、驚いたといいます。

 

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このように彼はジャズに限らず、いろんな曲ジャンルの曲を吸収していました。

当時は最先端の音楽だったスウィングジャズから、新たな音楽”ビバップ”を生み出すには他の音楽からの影響も多かったのでしょう。

これは今を代表する一流の音楽家にも言えるのではないでしょうか?現代でクールな曲を打ち出して売れていく人物は、一つのジャンルに囚われずに色々な曲を聞いているのかなと個人的には思ったりします。

第一回 作業用BGM〜謹賀新年🎍何か新しいことを始める際のお供に〜

今回は作業用BGMをご紹介します。

何か集中している時に聞いてもらえたら嬉しいです。

Some Thing About Us(Daft Punk)

夜や朝などリラックスしたい時間帯にはゆったりとしたエモい音楽がおすすめです。

 Weight in Gold(Gallant)

おうち時間が増えた今、ヨガや柔軟、ストレッチなどの必要性が高まっています。そんな時には音楽を聴きながら習慣化するのもいいでしょう。

Love Yourself(Justin Bieber)

この曲は2015年に発表された曲ですが、題名のLove Yourself(あなた自身を愛せ)、その当時高校生だった自分には何のことかさっぱりわかりませんでした。今になって理解できる気がします。PVでカップルが日常の生活の中で繰り出すダンスも魅力的。

Five More Hours(Chris Browm)

最近はあまりやっていませんが、体幹レーニングのプランクをダンスのために毎日やっていた時期がありました。その時によく聞いていた曲です。

 プランク

筋トレ中に音楽を聴くと不思議と頑張れるんですよね笑Hiphop系の曲がおすすめです。

よければ試してみてください。

第七回 ジャズの名曲〜人の名前にちなんだ名曲3選〜

あけましておめでとうございます、皆様にとって良い一年になることをお祈りしております。

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さて、今回は人の名前が使われている曲の紹介です。

Bud PowellChick Corea

同曲はチック・コリアがジャズピアニストとして名高いバド・パウエルのプレイの研究としてリリースしたアルバム”Remembering Bud Powell”に収録されております。アルバムにはバドの作曲した曲と、チックコリアの作曲した曲としてズバリ”Bud Powell”があり、チックコリアはバドパウエルに対しての最大の敬意を表すために彼の名前を使った曲で彼のスタイルのエッセンスを捉えた曲を作曲したようです。

Pannnonica(Thelounius Monk)

 

パノニカ夫人という方をご存知でしょうか?彼女はロスチャイルド家の令嬢の一人で彼の兄がジャズのレコードの収集家で、その影響で彼女もまたジャズが大好きになりました。ジャズがまだ音楽の市民権を得ていない時代、 彼女はジャズマンたちに演奏の場や宿泊の場所を提供するなどジャズマン達のパトロンとして奔走したそうです。白人の女性が黒人の音楽を支援するという構図において、いくら高貴な身分の方とはいえ大変な苦労があったことに疑いの余地はないでしょう。当時そういった彼女の活躍に感銘を受けたジャズミュージシャンらは彼女の名前を使った曲を作りました。(ホレスシルヴァーのNica’s Dreamなどが特に有名) この曲はその中の有名な曲の一つです。

Isn't She Lovely(Stevie Wonder

ティービーワンダーといえば、音楽に詳しくなくとも一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?同曲は彼の娘であったアイシャの誕生を祝った曲として、邦題は”可愛いアイシャ”として知られています。

ジャズ読書記録1−1「すごいジャズには理由がある」

 Youtubeで今まで何度か関連動画にあったけど、あまり他の人のジャズの理論動画を見たくない意地(元々ひとに教わるより本で学ぶ方が好きで性に合っている)で結局見ていなかったのですが、一昨日の夜少し勇気を出して見てみた。

第一回はアートテイタムについて演奏スタイルについて、理論的に解説するというものだった。少し古い動画で、ホームビデオ的なとこともあって(このレベルの内容を無料で見れるのは本当にありがたい、本を買った人のみの限定公開でも価値があるくらい)ちょっと複雑な説明のところはもう一度見返さないとわからないのもあったが、おおよそ今の自分の知識(ジャズ歴4年)で十分理解できる内容で、意外にも面白かったのだ。

そして、概要欄を見ると、この動画にそった解説本があるではないか!早速夜中にポチって同日の夜に配送された通知が来て、今日の朝届いた。

早速、1ページ目にあったのはビルエヴァンスの名言として「ジャズとは1分の曲を1分で作曲することである。」とあって、え?これ前ブログで書いたやつやん!!と運命を感じました笑

 前といっても18日くらい前の記事のこちらです。

heiyou2122123255.hatenablog.com

そんな感じで、読み進めているところです。この本が出版された経緯はまず

クラシックを学んでいた音楽教育論の日本人の教授、岡田暁生さんという方が、アメリカ人のジャズピアニストフィリップ・ストレンジの演奏を聴いて感銘を受け、弟子入りを申し込みました。そして教わる中でフィーリングよりも、理論を重視した教え方や、ジャズピアニストの特徴を理論的にわかりやすく分析するなど、岡田暁生さんがいうには”脱物語化”、である。

確かに、ジャズについて勉強しようとする時に何かとストーリーや人間関係、秘話や逸話が引き合いに出されることは多いと感じるしそれらを理解するにはおそらく自分ほどジャズに熱意があってほぼ毎日ジャズを聴きあさっている人間でも3年くらいはかかると思う、これはジャズ初学者にとってはほとんど苦痛でしかない、しかしジャズについての伝記などのなかでは理論の内容は1%にも満たないことがほとんどだ。逆に理論書はコラムなどで歴史上のジャズマンの功績をを多少解説する程度の本がほとんど(もしくはゼロ)であり、理論10割になっている。一部マークレヴィンさんの本などはプレイヤーのスタイルと結びつけて解説しているが、こういった切り口はかなりレアだと思うし、実際、評価も高い(ケニーバロンが推してた、ただし内容はかなり濃いし練習方法はほとんど示されていないので習ったことは全てのキーで実践するように読み進めるとかなり時間がかかる、まあ練習方法を自分で考えるのもおもしろいのだが笑)。僕がマークレヴィンさんが好きな理由はその音楽に対する姿勢である。たとえば、音楽の理論は時代とともに許容範囲が増えてきているのであるから、今の理論ではこれがよくない音(アヴォイドノート)であるとは言っても数年後にはそれも良しとされる可能性がある、だから不協和音だからといって心を閉ざすのではなく開いておくことが大事だと、また、この和音の響きを聴いてどう感じますか?と一方的に理論を押し付けるのではなく自分でその響きを感じ、どう思うか?というところを重視してくれている点である。そして一つの理論書でジャズ理論をすべて理解できる本など存在しないとか、ミュージシャンから教えてもらう際には話半分で聞くことなど、”断定”に対して最新の注意をはらっているのだ。僕はこの考え方がスピノザ的で気に入っている。”本質はそれ自身のみにしか内在しない”云々

直感ではあるが、おそらくこの本もそういった方針に近いのかなと思う。

ジャズピアニストのステレンジさんは大学院で音楽理論についての博士号を取得している人物であることからもかなりしっかりとしたエビデンスに基づいた、かつ最先端の音楽理論の解釈の感覚をもっているのではと思う。(世間的に有名な先端技術というのは研究者の視点から見ると、もうホットな研究ではなく出尽くした理論であることが多いというのを大学で学んだ)

 本書では、何人かジャズの巨人をフィーチャーし、その人のテクニックを具体的な例を挙げて説明している。最初のジャズマンは実は意外にも、ソロピアノの最高峰テクニックを誇る盲目のピアニスト、アートテイタムである。モダンジャズ以降のジャズを研究するのにビバップの時期より以前のプレイヤーを最初にもってきたのか?その理由はアートテイタムとチャーリーパーカーの繋がりにあった。実は日本語Wikiのアートテイタムについてのところにその答えが書いてあるのでよければご覧ください。

是非、動画と併用して本を読むのがおすすめだ。

 

ただし、どちらかというと理論をかじった人向けであるので注意が必要だ。ただ買っておいて損はない一冊だと思う、ジャズの教養がそこそこある人なら理論は読み飛ばしても色々と勉強になると思う。基本的に岡田さんと、ストレンジさんの対話形式に話は進んでいく。また内容は大学の講義くらいの深さがあるように感じる。新書よりも専門書のくらいのボリューム感、そのため値段も1800円とすこし値は張るが、2014年と比較的最近の本でこのクオリティは珍しいし、者が本を出版したかったその情熱も感じる。

これからも読み進め感想や、ネタバレのない程度に同本の魅力を伝えていければと思っています。

さて、このブログが今年2020年最後のブログとなりました。

今月は毎日投稿を目標にやってきたが、意外と続くものだと自分でも驚いております。

これからも、ジャズやその他音楽を多くの人に楽しんでもらえるよう、頑張っていきたいです。来年も何卒よろしくお願いいたします。

皆様、よい新年をお過ごしください!

それでは!

僕的2020年に感じたジャズってるかもしれない哲学〜頑張りすぎないのススメ〜

今年一年を振り返ってみると、コロナで人とのテレワークなどコミュニケーションが大きく変わったのもあるが、環境の変化が大きかった。というのも、僕は2017年から3年弱の間、県外の大学で電気電子を学んでおり、現在は実家で生活しているからなのだが。

大学にいた頃の自分を今、冷静になって振り返ってみるとかなり必死で授業や課題、研究室、ジャズ、哲学、そして料理、をひたすらぐるぐる回っていた。人間だれでも自分の今の立ち位置に何か、生きがいや、やりがいを求めるもので、真面目に生きようとしている人ほど、その傾向が特に強い。僕自身、苦手なことに突っ走ることで自分を追い込むことで良い何かが得られると思っていたし、自信をつけるにはそれしかないと、それを生きがいと捉えていた節があった。もちろん適度に、苦手を克服できるように努力するのは大事だけど、それはそれとして、僕個人の偏った考えとしては、それができないと社会でやっていけないとか、馬鹿にされるとか苦手なことができるようにならないとダメだと、ある種の脅迫観念を自分で持っていたのだと思います。まあ、社会のレールにそっていないと死みたいなものですね。ただ、何か自分の理想の成果をあげることって結構難しいし、やはり育った教育環境とか、遺伝、時代にも左右されるってことも実家に来てから認識しできるようになった。

大企業に入れる人も結局のところ、本当に会社で活躍できる人材とか実戦でやっていける人材っていうよりは、もし自分が選んだ人があまり活躍できなかった時に、何で選んだかっていうのを客観的な指標として学歴を用いた方が周りを納得させられるし自分を守れるという側面もあるともう。人間それぞれ苦手や得意がある、それも中々把握できない時期に大学を選択したり就職するのって難しいんじゃないかなって最近になって思う。保育士の勉強を始めてその中で、思春期で自己のアイデンティティが確立する時期が〜22歳くらいまでだったってのを知ったのだが、なるほどなと思った。なぜならその年齢までに就職活動の多くって大体終わってるし、そんな心も不安定な状態で人生の大きな進路決めるんだから数年で退職したりする人も多いよって、なんか納得できる。多くの友達は”社会の波”をある程度仕方ないと思っているのかもしれない。就活の時に、別に自分が好きでもないけど、なんとなく福利厚生とかいいしって、割り切ってそれっぽい志望動機も書いてっていうのができる人はすごいと思う。自分の苦手なことを伸ばすのも大事だけれど、それ以上に自分が潰れないように力を抜くという努力や、自分の得意なこと、そうでなくとも関心のあることや、今の自分にか十分”実現可能な範囲”で自分のやってみたいと思うことに挑戦するのは長い目でみていいのかなって思ったりする。自分にできる範囲、がんばらない範囲、っていうのが重要な気がする。

あと、自分の自信を得るために、何かを成し遂げたり、権威を獲得するというのも結局、一時的なものだ、と思う。上には上がいると考えたら、持続可能な自分の自信にはならない。むしろ、自分に合った頻度での人間関係を大切にすることの方が、コスト的に楽な場合がほとんどで、相手との相性によって無理な努力がいらなかったりする。これからのコロナの時代、何が起きるかわからない現代は、それによる自信って馬鹿にできないと思う。お金でモノは買えるけど、人との本当の信頼、仲間との思い出は買えない、お金や権力をもし失ったとき、自分の周りに自分を信じてくれる人はいるだろうか?極端な話、たくさんの友人との信頼関係があれば、お金はそこまで必要ないのではないかとも思うんだ。もし、家やお金、権威を失ってもきっと頭を下げて頼み込むことができるから。学校でいい成績をとっても、学校以外でその評価は保証されるわけではない。だけど先生はいい成績をとる、ということのみに注目して生徒を叱る。結局学校でどれだけ成績が良くたってそのひとの確固たる自信にはならない。ただ、仲間を作るには学校というコミュニティーでは小さすぎるし閉鎖的だとおもう。だから、そういう人たちは自分を守るためにも自分の力以上に努力をするんだろう。そして真面目という価値観も相まって、頑張りすぎるということを唯一の自分のアイデンティティにしてしまう。それはもったいないなと思うし、持続可能ではない。

自分の体を思いやるというのは、今の若い人は特に意識的にやれているだろうか?新卒という枠組みから外れることが悪だという一般論だが、コロナにおいて、もっと柔軟に人材を選ぶ必要があると思う。自分の体を思いやるというのは、自分がしんどい時に逃げるということも含まれのではないだろうか、そういう意味で自分を大切にするというのは、意外とできないものだ。特に学校という括りの中、上下関係がある状態では特にそうだろう、逃げることや諦めることは悪だという感覚だから。どう思われるかとか、そう言った視点でしか自分を評価できない空間に長時間いるとどんどん自分が窮屈になっていく、周りに合わせないといけない、合わせられない自分は弱いのだとか、私の進路は周りが納得いく進路であるべきだ、とか

大学に入ってから知ったことなのだが、人間は物事をまず直感的に大まかに判断するということだ。そして後付けとして理屈で説明し合っていることを説得するという流れになる。実は、僕自信、大学に入る前は数学という学問は何か理性的な、理論的な思考のみで行われるものだと思っており直感など入る余地がないのだと信じていた、ところが理論的なものであっても直感的に理解することが実はかなり大事であった。例えば複雑な数式を見通し良くすること(直感的に理解しやすいようにすること)が大事だったりするグラフなんかもそうだ。もしかすると理論的に(打算的に)最初から考えてやことっていうのは大体、心から根ざしてやりたいことではなく体裁や取り繕ってる場合が多いのではないか?と個人的には思う。そもそも自分の進路を相手に100%説得するとこは無理だし、理解されるかわからない相手に説明する必要があるのか?という疑問も湧いてくる。また、人である以上、この人には理解されても、この人には理解されないという場面はでてくるものだ。そういう時、理解されない人のために身を削る必要はあるのだろうか?それよりも、自分のことを認めてくれる一人の人間に出会うことの方がこれからの可能性も広がるし、自信にもつながるのではないかと思う。ここに、教育の罠がある、教育というものが画一化され教師と生徒が対等の関係ではなく、生徒が無意識的にも抑圧された状態になってしまっていることだ。そして、本当に生徒の心の声を聞いたふりをして聞く。生徒それぞれの価値観をあるがままに見る先生をみたことは未だ一度もない気がする。生徒に質問はないかと投げかける先生も、形式的にやっていることに気がついていない、自分はきちんと生徒を考慮していると自負している。教育の本来のあるべき姿は、自発的に先生に質問がしやすい状態に教師がもっていくことができるということである、強制的に生徒を当てて答えさせるというのは、経験からすれば成功すれば自信に、失敗すれば自信を失うことになる。また、その自信を維持することはできないと感じる。また、日本の文化の良い側面だけでなく、おそらく遺伝子レベルで村社会的な、何か一人が目立って発言することを嫌う性質があることも伝えた方がいいのではないかと思う。日本人の性質を歴史的な背景もふまえて学校教育で伝えたらいいのではと思ったりする。僕はグローバルという言葉にも違和感を感じる、まず日本人としてのどういう思考をしやすいのか価値観の現在地を知る必要があると思う。その上で海外はどのように考える人が多いのか考えていく。だから西欧、欧米の表面的な価値観をただ盲目的に崇拝するのはいかがなものかと思うのだ。 

第四回 ズージャ会議〜ジャズが若者にウケない理由を考える〜

こんにちは

今回はジャズがなぜ若者に広まらないのか、個人的に思うことを書きました。

”オシャレな音楽”というレッテル

僕自身がそうだったのですが、若い人は特に”ジャズ”というだけで、オシャレな音楽というイメージをもたれる方が多いです。もちろんこういった”プラスなイメージ”をもってもらえるのは嬉しいことなのですが、一部の若い人は”ジャズを聞く奴は気取ったやつ”的な印象をもっているそんなケースも多いような気がします。実際、自己紹介で”好きな音楽はジャズなんです”と話すと、Popsや流行りのアーティストと比べて、理解できない的な壁、または斜に構えたやつ、という風に思われやすいのではないかと思います。もちろん、ジャズの聴き方は人それぞれではありますが、日常的に聴いている人は、意外にも”単なるオシャレとは全く異なる感覚”で楽しんでいる人が多いように感じます。例えば僕個人にとってはジャズは”アツイ演奏”だとか、”かっこいい音楽”、むしろ”若者のメラメラと燃える活力を彷彿とさせる”、そんなイメージなのです。

大学のジャズ研究会でも上手いなと感じる人は、そういった感覚を持っていることが多く今でも頻繁にやりとりをしていることが多いです。

僕は高校時代、名古屋でHipHopのダンス部に所属していました。

当時、は3代目J-Soul Brothersが日本レコード大賞を受賞したり、歌だけでなくダンスやPVでもかなり魅せてくるグループが多く台頭してきたように思えます。Exileや3代目Jsoul、AAA(トリプルエー)やDa-ice、Twice、BigBangなどです。そう言ったアーティストを見てカッコいいなと思っていた高校生の一人であった自分は、アルバイトをして週1でダンスのスタジオ(教室のこと)にも通うほど、熱中していました。(周りには週に3〜4とかの人とかも結構いましたが^^;)勉強も上位を維持しながらという意味では、周りと比べてだいぶ本気で取り組んでいたと思います。またプロのプレイヤーを間近でみる機会も多かったです。今思えば自分がジャズといち早く馴染んだのはHipHopのダンスで受けた感銘を近いものあったからだと思います。

少人数編成のジャズセッションでは、良い演奏や、カッコいい、気持ちのこもったアドリブを弾くと、観客やメンバーから、拍手や、声援をもらったりします。これはダンスでも一緒で、事前に振り付けは決まっていますが、それぞれが対等な場合(先生と生徒とかではなく)目立つシーンをそれぞれ同じくらい用意したりすることが多かったです。それこそ声援もあります。観客と出演者が、相互に作用して盛り上がる、そういう芸術として両者は意外と似ているのではないでしょうか?

義務教育の音楽の授業で全く扱われない

皆さんは小中という義務教育の中で、音楽の時間にどんなことをやりましたか?鍵盤ハーモニカ、リコーダー、合唱など、歌のテストじゃめちゃくちゃ嫌だった人もいるかもしれません。

あとは、音楽鑑賞などがありました。一応曲の種類としてスイングジャズである”茶色の小瓶”などはありました。しかし即興演奏やコード理論といったものは大学の一般教養まで、音楽学校でもない限り、結局授業として知ることはありませんでした。僕個人としては、別にそれらの内容が大学生でないと理解できないものである、と感じませんでしたし、むしろ思春期の多感な時期の子供にこそ、自己表現の場、ラフにいろんな世代の人とつながる空間として、ジャズのセッションのような場所はアイデンティティの確立に良いのではないかと思います。

ジャズを取り巻く環境の問題

日本において今では古い音楽として知られるジャズですが、大衆音楽として人気だった時期がありました。それはアートブレイキーとともに来日したジャズメッセンジャーズが人気を博した1950年後半から1960年代のジャズ黄金期です。この頃のジャズは、ハードバップとよばれメロディアスでわかりやすい音楽でありながらプレイヤーの個性や情熱を表現することができる、芸術性と大衆世の両立を可能にした音楽であったとして知られています。

このあとロックの台頭によってジャズは存続の危機に面するのですが、フュージョンソウルジャズなど、形をかえて生き続けます。

しかし、当時日本で絶大な人気のあったハードバップも、その音楽を聴いていた年齢層が高齢化し、中高年以上となっていることで年齢的にも関わる機会が少ないので若い人に本当のジャズのイメージが広まりにくいのです。

また、これは自分が年老いても同じことがいえると思いますが世代ごとの価値観の違いというのはここ数年でより一層大きくなっていると感じます。それは生活水準の向上のスピードと比例すると私は考えます。そのため、ジャズバーやジャムセッションなどの場所の多くには若い人はほとんどいないですし、価値観の相違からか閉鎖的な場であるために、場所によっては新しく参加する人とギクシャクすることもしばしばあるようです。

僕個人の意見としては、そういったジャズを取り巻く環境の多くが多様性に欠けた状態ではジャズ本体の良さが伝わらないどころか、悪いイメージで終わってしまうのは大変残念なことです。一部の熱狂的なジャズファンの方は”ジャズは人気がないことが、それがまた良いんだ”とおっしゃる方もいましたが先人たちがジャズの価値観を存続させるために、若い音楽を取り入れるなど、あらゆる年齢層に価値を伝える努力をしてきたこととは、逆行した考えであると個人的には思います。

そんなわけで僕自身も古いジャズだけでなく、現代的なジャズやヘビメタ、ボカロ、Hiphop、J-pop、K-Popなど幅広い音楽ジャンルの良さをよく咀嚼して味わっていきたいと思っています。

最後に、”ジャズは音楽の形式(ジャンル)ではなく、即興音楽である”と言った

エヴァンスの名言で、締めたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

第四回ジャズの名言〜テナーサックスプレイヤー〜

 

今回は、ジャズの名言ということで、テナーサックスのプレイヤーに注目してみました。

Joshua Redman(1962-)

アメリカ合衆国カルフォルニア州バークリー生まれ

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”If everyone liked what I did, I probably wouldn't be playing anything of depth.”

みんなが私の演奏を気に入ったなら、おそらく深遠なことは何もしていなかったからだろう。

 

John Coltrane(1926-1967)

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アメリカ合衆国ノースキャロライナ州ハムレット生まれ

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”One positive thought produces millions of positive vibrations.”

一つの前向きな考えは何百万もの前向きな振動を生み出すものだ。

 

Joe Henderson(1937-2001)

アメリカ合衆国オハイオ州ライマ出身

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”What I was developing was a sense of not falling into that habit of playing the same things all the time."

私が開発していたことはいつも同じような演奏に陥らない感覚だった。

 

引用サイト:https://www.saxontheweb.net/search/37070/?q=Joe+Henderson+Improvisation&o=relevance

https://translate.google.com/translate?sl=en&tl=ja&u=https://www.azquotes.com/author/1017-Count_Basie